2026年4月12日日曜日

4/12(日)14章1~9節  過越しの祭りと香油を注いだ女性

 ― 神の道と、人の思いのすれ違い ―


🌿過越しと種なしパンの祭りは、イスラエルの人々にとって特別な一週間でした。  

・エジプトの奴隷状態から神が救い出してくださったことを思い起こし、  

・家からパン種を取り除きながら、  

・「古い自分を捨て、新しい歩みを始める」ことを象徴する期間です。


🌱パン種は、古い生き方や罪の象徴でもありました。  

「神に立ち返り、心を新しくしなさい」  

この祭りは、そう語りかける時でもあったのです。


🌿しかし、この祭りのただ中で、  

宗教指導者たちはイエスを殺す計画を立てていました。  

・罪を取り除くどころか、  

「罪を積み上げている」ような状態です。  

・神の救いを記念するはずの日に、  

救い主を拒み、排除しようとしていたのです。


🌿一方、イエスはベタニアで一人の女性から香油を注がれます。  

それは一年分の給料に相当するほど高価な香油でした。  

彼女は、イエスのこれからの苦しみを感じ取り、  

できるかぎりの愛をもって、  

「イエスの埋葬の備え」をしたのです。


ところが弟子たちは、この行為の意味が分からず、  

「もったいない」と怒り、彼女を責めました。  

ユダはこの出来事をきっかけに、  

イエスを裏切る決意を固めてしまいます。


🌿宗教指導者も、弟子たちも、  

神が示しておられる道とは逆方向に歩いていました。  

祭りが語る「罪を取り除き、新しい歩みを始める」という意味から、  

最も遠いところにいたのです。


🌿けれども、その暗い流れの中で、  

ひとりの女性だけが、  

イエスの心に寄り添い、  

神の御心にかなう行為をしました。  

彼女のしたことは、  

「世界中どこでも語り伝えられる」とイエスは言われました。


🌿人の思いと神の道がすれ違う中で、  

神は静かに、ご自身の救いの計画を進めておられます。  

そして、名もなき一人の女性のように、  

小さな愛の行為を通して、  

神の御心がこの地に現れていくのです。


私たちもまた、  

自分の思いや価値観にとらわれて、  

神の道と逆方向に歩いてしまうことがあります。  

しかし、神はいつも、  

「古いパン種を取り除き、新しい歩みを始めなさい」  

と招いてくださっています。


ベタニアの女性のように、  

小さくても、心からの愛をもって、  

今日できることを神にささげて歩みたいものです。

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