― 不安の多い時代を、静かに歩むために ―
マルコ13章には「終わりの時」について書いてあるので、 読むと少し不安になる方もおられるかもしれません。
けれども、イエスが本当に伝えたいのは、
”恐れではなく、心の整え方”です。
ここでは、4つの大切な言葉が語られています。
・気をつけていなさい(23節)
・見ます(26節)
・学びなさい(28節)
・知りなさい(29節)
この4つは、
揺れ動く時代を歩む私たちへの、やさしい導きです。
🌿「気をつけていなさい」
― 心を守るための、静かな注意―
イエスはまず、「惑わされないように気をつけなさい」と言われます。
終わりの時には、いろいろな言葉や出来事が人の心を揺らします。
・不安をあおる話
・もっともらしい教え
・ 劇的な出来事
こうしたものに振り回されないように、
心を落ち着けて、注意深く歩みなさいという招きです。
恐れるのではなく、
静かに、落ち着いて、心を守ることが大切です。
🌿「見ます」
― 最後に見るのは、主の栄光―
イエスは、「あなたがたは、人の子が栄光を帯びて来るのを見る」と語られます。
つまり、
歴史の終わりに現れるのは、混乱ではなく、主の勝利です。
私たちの人生も、世界の歴史も、
恐れで終わるのではありません。
主の栄光で終わります。
この言葉は、
「どんな時代でも、最後は主が治めてくださる」
という深い安心を与えてくれます。
🌿「学びなさい」
― いちじくの木から、“神の季節”を知る―
イエスは、いちじくの木のたとえを語られます。
・ 枝が柔らかくなる
・葉が出る
・ 夏が近いと分かる
このように、神の働きにも季節があります。
◆ 枝が柔らかくなる・葉が出る
→世界の動き
→福音宣教とイスラエルの回復
→自然界の兆し
◆夏が近い
→神の国の完成が近づいている
変化に気づいて学ぶ、心の視力を養いたいですね。
神は沈黙しているように見えても、確かに働いておられます。
そのことを、いちじくの木はそっと教えてくれます。
🌿「知りなさい」
イエスが「戸口まで近づいている」足音が聞こえるようになってきた時代です。
聖書が何を語っているのか、世界の動きはどうなのか、「知りなさい」とイエスはおっしゃいます。
無関心にならずに「知る」ことが、備えの一歩です。
🌿揺れない土台は 神の言葉
イエスは、「天地は滅びても、わたしの言葉は決して滅びません」と言われます。
世界は変わります。
社会も変わります。
私たちの体も、心も揺れ動きます。
しかし、
神の言葉だけは決して変わることがない土台です。
終わりの時への備えの中心は、
揺るがない神の言葉に信頼することです。
🌈 おわりに
・心を守り(気をつけて)
・主の勝利を見つめ(見ます)
・神の季節を感じ取り(学びなさい)
・みことばと主の足音に耳を傾ける(知りなさい)**
この4つが備わると
終末は「恐れ」から「深い安心と希望」へと変わっていきます。
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