2026年4月2日木曜日

12章1節 愛と情熱をこめて造られたぶどう園①

🍇愛と情熱を込めて造られた「垣根」

1節のぶどう園造りの場面には、

神がどれほどの愛と情熱をもって人間に関わってこられたかが、短い1節の中に凝縮されています。

今回は、垣根を巡らす場面までをご紹介します。


📖ある人がぶどう園を造った。

この一文だけでも、気が遠くなるほどの重労働が含まれています。

 ①まず石を拾い集めるところから始まります。

これだけで数週間から数カ月かかることもありました。

これで ぶどうの根が張れるように土を整えることができます。


②拾い集めた石は、そのまま「垣根の材料」になります。

・石の形を見極め

・バランスよく積み上げ

・崩れないように組み合わせ

・高さ1〜1.5mほどの石垣を作る

モルタルなどはありません。

すべて手作業で、石の重さと形だけで安定させる技術が必要でした。


石の間に隙間があると、動物が入り込んだり、風で崩れたりします。

・小石や土を詰めて隙間を埋め

・雨で流れないように固め

・何度も補強する

これも時間のかかる作業です。


※石垣の上や周囲に、トゲのある植物(アカシアなど)を植えて補強することもありました。

・動物の侵入を防ぐ

・風よけになる

・石垣の崩壊を防ぐ

自然の力を利用した「二重の防壁」です。

垣根を維持するだけでも大変な労苦でした。

それに加えて定期的な補修も必要です。


■ なぜここまで手間をかけるのか

ぶどうは非常に繊細で、動物に食べられたり、風で折れたり、盗まれたりしやすい作物です。

だからこそ、主人は

時間を惜しまず

労力を惜しまず

愛情を込めて

ぶどう園を守るための「垣根」を築いたのです。

これはそのまま、

神が私たちを守るために払ってくださった労苦の象徴です。


■ 神の愛の深さが「垣根づくり」に現れている

この作業を思い浮かべると、譬えの意味がさらに深く見えてきます。

・神はあなたを守るために、見えないところで働いておられる

・あなたが気づかないところで、危険を防いでおられる

・あなたの人生に「垣根」を巡らせてくださっている

そして、その垣根は

愛と忍耐と情熱の結晶です。


🍇ぶどう園の主人は、

「ただの土地」ではなく、

「愛する者のために整えた宝物の場所」

としてぶどう園を造りました。

神が私たちに向けておられる心も同じです。

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